FC2ブログ
愛知県名古屋市西区で活動するソフトボールスクール S-One Club【エスワンクラブ】公式ブログ。当スクールの講師 原 聖(はらさとし)がお伝えしていきます。※旧 名西スマイリーズ監督ブログ

「ゴールデンエイジを大切に・・・」

ゴールデンエイジ・・・
スポーツ指導の世界では、
小学校高学年、つまり9歳~12歳までぐらいの年代のことを指します。

この年代の子どもの特徴的なものとして・・・

新しい運動経過をすばやく把握して習得することや
多様な条件に対してうまく適応する運動系の能力で、
いわゆる「即座の習得」と呼ばれるものです。

大人のように、運動を頭の中でとらえて、分析しながら行うというものではなく、
見た運動にただちに共感を持ち、運動経過を全体として遂行していく・・・

つまり学習過程の、普通の手順を飛び越してしまうのです。

これは、小さな子どもが言葉を覚えるのに文法を必要としないのに似ています。

そのため、この年代の子は特別な指導がなくても
新しい運動を2~3回見ただけで、あるいは1回やっただけで、
荒削りではあるがその運動をやりこなしてしまう。

もちろん、運動の正確性やクオリティーを上げるためには
見たまま、感じたままのイメージで、反復練習することは必要です。

そうする事により、この年代の子どもは・・・
どんな技術でも驚くほど早く吸収する能力を持っていて、
どのような技術でもスピードやプレッシャーのともなわない状況なら
完璧に行うことが可能となるはずです。

しかしながら、この年代の子供達にとって・・・
この運動系の発達にもっとも大切な歳月は
ほとんど活用されないまま過ぎ去ってしまうことも多く、
ここで逃したものは、後で再び取り戻すのは非常に難しいです。

「ゴールデンエイジを大切に・・・」というのは、
長期的な視野でソフトボール選手を育てていく上で、
大きなポイントの一つであると思います。

この年代の指導のポイントとしては・・・

【よい見本を見せること】
この年代の子どもは模倣の能力に優れており、良いプレーを多く見せることが非常に重要となります。また、反復練習が効果的になってきます。
しかし、技術練習を行うときにもゲームの中でその必要性、すなわち「それができればこんなに得するよ」ということを理解させてから行うことによって、より高いモティベーションで練習することができると思います。
この年代の子どもは速筋線維が未発達なので、強さよりも正確性を強調すべきですね。

【ゲームの中で技術の習得を】
技術それ自体は単なる道具であり、いい判断が伴ってはじめて生きてきます。よい判断をすること、そのための良い体の向き、視野の確保などの基本的なこともこの年代から身につけていくべきです。したがって、できる限りゲームの中で技術を身につけていくとよいと思います。
また、実際の試合を観戦してもらって、全体像としてソフトボールを理解させることが効果的です。

【内発的動機付けを大切に】
子どもに対しては、誉めることが最高の動機付けになり、プレーを上達させる源になります。
特にこの時期、罰で子どもを動かすことは最も慎むべきことで、スマイリーズでは絶対にやりません。
また、子どもの「認めてもらいたい」という欲求は想像以上に大きなものです。
どんな会話でも一人一人に声を掛けてあげることが、子どもにとってどれほどうれしく、やる気を起こさせることなのか・・・

これは、ゴールデンエイジの年代の子にあてはまる指導法で・・・

小学校低学年や中学生を指導する時は、指導の方法も変わってきます。

過去にどんな素晴らしい選手だったとしても・・・
過去にどんな素晴らしい実績を残した指導者だとしても・・・

現時点で、良い指導が出来きなければ、全く意味がない訳で、
指導をする以上は、一生勉強ですね。
スポンサーサイト



2012-04-21 : 練習 : コメント : 1 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-04-23 00:21 : : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

エスワンクラブ ソフトボール講師

Author:エスワンクラブ ソフトボール講師
名古屋市西区で活動しているソフトボールスクール S-One Club【エスワンクラブ】のヘッドコーチ(監督)のブログです。

アクセスカウンター

カレンダー

12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

日本ブログ村 ソフトボール